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色の基本となる12色を円形に並べたのがこのカラーサークル。
この中でも赤、黄、青は特別で基本色(原色;第一次色)と呼ばれる。その次にこれらの中間色にあたる橙、緑、紫が第二次色と呼ばれ、さらにこれらと原色を混ぜたものが第三次色と呼ばれる6種類で、合計12色になる。
この12色は1920年にヨハネス・イッテンによって色相環と名付けられ、現在でも世界的に造形の分野で活躍している。

下の図にはvivid tone(ビビットトーン)と呼ばれる基本となる12色と、その内側に白みがかったpastel tone(パステルトーン)を並べてみた。そのほかに少し黒が入ったgrayish tone(グレイッシュトーン)もある。
鮮やかに・華やかに→vivid tone(ビビットトーン)
優しく・かわいらしく→pastel tone(パステルトーン)
大人っぽく・落ち着いた→grayish tone(グレイッシュトーン)
というふうに使い分けたい。

アレンジなどで色の組み合わせに困ったら、このカラーサークルを思い浮かべて欲しい。統一感を出したいときは近くにある色を用いて、逆に目立たせたい花があるときには遠くにある色を使うなど工夫してみよう。
フラワーアレンジメントの基礎を学ぼう。

★ 色相環(カラーサークル)
山吹
黄緑
青緑
青紫
赤紫