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Holder Bouquet
《ホルダー ブーケ》
フラワーアレンジメントの基本形A
今回はウェディングブーケを作ってみます。
ただしブーケホルダーを使用したタイプなので、最終のイメージさえできればあとは手順どおりにやっていけばOKです。ひとまず形にはなりますが、実際に使うのであれば、水落ちしないように前日に手早く仕上げて、さらに当日抜け落ちることがないようにすることが大切です。


(1)
まずブーケホルダーのスポンジに水を吸わせます。数センチ水を張った容器に寝かしておいて、下から自然と吸い上げるのを待ちます。
吸い終ったら安定感のあるボトルにホルダーごと挿して花材を用意します。

(2)
まずメインとなる花材を挿します(図U)。最終的にどれくらいの大きさの半球(ブーケ)にすればよいのかを考えて、上部に1本と、底面となる面に十字に4本を挿します。
挿すときは、中で茎同士がぶつかりあわないように、1cmから3cm程奥まで挿し込みます。

(3)
図Uで挿した花の間にそれぞれ斜め45度くらいになるように花材を挿します。最終的な半球形を思い浮かべながら球の中心に向かって挿します(図V)。

(4)
次にグリーン(葉もの)で底面を作るように、図Vで挿した花の間にグリーンを挿していきます。少し下から斜めに挿してみてもよいでしょう。
さらに他の短いグリーンもスポンジを隠すように挿しておきます。

(5)
少し小さめのスプレー花やグリーンで隙間を埋めていきます。このときも中心に向かって挿すようにします。
全体的にバランスを整えながら、イメージしたブーケに近づけていきましょう。
最後に手持ちの部分をリボンなどで飾り付けてあげれば、立派なブーケになります。


花材;
バラ、スプレーカーネーション、アイビー、レザーファン(底面のグリーン)、ヒペリカム、スマイラックス(スポンジを隠したグリーン)、ペッパーベリー
(今回はクリスマス前ということで、クリスマスの雰囲気でお花を用意してみました。)