モザイカルチャー・インターナショナル(mosaicultures internationals)とは、国際的な園芸イベントで3年に1度あり、2006年秋には中国・上海で開催されることになっている。(イメージは下のリンクをクリックして見て下さい。)欧米からも出展があり、園芸イベントとしても世界的に有名。そのイベントに静岡県浜松市が立候補し、見事!他の都市を押しのけて誘致決定!。2004年の花博に続き、2009年に盛大なイベントが開催されることとなる。会場は「浜松フラワーパーク」。
http://www.mosaiculture.ca/intro_va.html
大田花卉が小売店向けに花関連資材調達サイトを開設した。同社が運営している花卉取引サイト「OLIVE」と合わせて小売店の店舗運営に必要なものは一通りインターネットで調達できるようになった。
サイト名は「O+K!(おたすけ)」。
「OLIVE」の取引量は大田花卉全体の25%を占める。(2004.12)
クリスマス需要の高いポインセチアの入荷が本格化していて、今年は多様な品種が出回っている。大田花卉市場の卸売価格は中心値(せり価格と相対価格の中心値の平均)が一鉢399円。今年に入ってから去年11月の東京市場の平均値(303円)を25-52%上回って推移しているそうだ。
太田花卉市場への入荷は1日平均で22970鉢!!葉のつき方がバラのように見える品種などが特に人気という。(2004.11)
サントリーは観葉植物シリーズ「ヴェールヴェール」を増産する。苗と苗を植えるスポンジを中国企業に委託し、国内で組み立て販売する。
2003年10月から首都圏で販売をはじめ、「オリズルラン」「コーヒーの木」「セントポーリア」など7種類を展開しているが、水遣りが簡単な点も受けたのか、2004年は販売が好調。42000個の販売予定を6万個に上方修正。2005年は前年比2倍の12万個に増産する予定。価格は1500-2000円程度。(2004.11)
キリンビールは9月に花卉小売店舗「フロレアル・オペーク 丸の内店」を開業し、第一園芸から販売権を取得した「ドラマティックレモン」と「モンシェリー」のバラを販売している。香りの良い品種で価格は1本500円。(2004.10)
フローリィネットの生花店「Plejour(プレジュール)」は都内に6店舗を構え、花束や切花を販売しているが、3年後を目処に店舗数を現在の3倍の20店に増やす計画。生花小売のほかフラワーアレンジメントのスクールも運営しており、2004年3月期の売上高は前期比35%増の5億4000万円。(2004.10)
カゴメとオリックスの合弁でトマトの生産会社「加太菜園」を和歌山市に設立する。総額47億円を投じコンピューター管理の大型ハイテク温室を建設する。2010年には栽培面積21.1haのアジア最大級のトマト菜園を完成させる壮大な計画だ。企業による農業ビジネスはいろいろな会社が参入。以下は参考までに。(2004.10)
カゴメ・・・広島県、長野県などで農業生産法人に出資、トマトの独自品種栽培
メルシャン・・・長野県に農業法人設立、ワイン用のブドウ栽培
JFEスチール・・・子会社が兵庫県と茨城県の植物工場でレタス等
キューピー・・・福島県などの植物工場「TSファーム」でサラダ菜」
セコム・・・子会社のセコム工業が宮城県の植物工場でハーブ類
etc.
サカタのタネはタカラの着せ替え人形「リカちゃん」の名前がついたパンジーの新品種「虹色スミレウィズリカ」を発売した。1ポット340円程度。人形は5250円。(2004.09)
情報通信機器メーカーのレッツコーポレーションから、花や葉から音をだすスピーカー「KA-ON 〜花音〜」発売。価格は花瓶とアンプのセットで1万4500円から。企業や病院の受付、店舗の開店祝いにおすすめです。(2004.09)
→これも浜名湖花博で見ました。音はどこから聞こえるのか分かりにくかったですが、確かに聞こえました!
ドトールコーヒーが敬老の日向けの販売を始めた。去年は前年に比べ、受注件数32%増。売上高も年々伸びているらしい。価格はバラなどを使ったプリザーブドフラワー、各8,000円。オンシジュームの鉢植え、12,000円。花束は洋ランで仕上げたデンファレブーケが2800円。ユリとトルコキキョウを使ったユリ・ブーケが4800円。(2004.08)
ハナ・プレンティは自治体や企業の遊休地、リゾート施設を花の産地として活性化する事業を本格化する。例えば今春からはじめたメナード青山リゾート(三重県)では花の栽培を指導し、代わりに育った花を買い取り、卸子会社の「ハナ・マーケット」を通じて販売する。(2004.08)
サントリーは「青いバラ」を世界で初めて開発に成功した。早ければ2007年にも商品化する。
一般的に販売されている青いバラは交配によって赤色を抑えることにより青色を出していたため、青色色素(パンジーから取り出した)をほぼ100%含んだバラは初めてらしい。青いカーネーションも以前に作出している。青いバラは将来的に全世界で300億円規模の商品にしたいそうだ。(2004.07)
→浜名湖花博に行ったときに展示してあった青いバラはこちら。
サッポロビールが種苗会社の河野メリクローン(徳島県脇町)から洋ランのシンビジウム苗の生産を委託した。河野メリクローンは年間約100万本のシンビジウムを生産する国内最大手。サッポロの2003年度アグリ事業部の売上高は約4億5000万円。(2004.06)