2004 (C) babyflower All rights reserved. 
フラワーアレンジメントの基礎を学ぼう。

★ 色に関する基礎知識
お花にとって「色」は最も重要な要素です。
その色をどのように組み合わせればいいのかもフラワーアレンジにとっては大切なことです。
またカラーコーディネーターという資格ができてしまうほど、現代にとって色というのは重要な役割を担っているのです。色について学ばなければ、アレンジの基礎ができたとはいえません。
そこでここでは色について勉強していきたいと思います。


*色の基本
 @ 色相・・・黄・橙・赤・紫・青・緑など色の最も大きな性質。その中でも黄、青、赤は基本色(第一次色)という。
 A 明度(トーン)・・・白(無彩色)が最も明るく、黒が最も暗い色。 
              それぞれの色相にも白に近いパステルカラーから、黒に近いダークカラーまである。
              

 B 彩度・・・色みの強さ。一番強いのは色相の中で純色といわれる赤、黄、青。
              (上の赤い帯でいうと真ん中が一番彩度が高い。)
 C 純度・・・それぞれの色相にグレーが混じったような色を濁りという。明るくて濁った色もある。
 D 色相関(カラーサークル)・・・色相、明度、彩度で表される色の見え方を色の三属性という。
                     それをもとに基本となる12色を円形に並べたのがこのカラーサークル。
                     色が近くにある程似ている色、遠くにある程違う色ということ。
                     統一感を出したいときは似た色を用いて、逆に目立たせたい花があるときには遠い色を使う。
                      (詳細はここをクリック!!)
      

*色の組合わせ
 E 色相の類似性
 F 色相の対比性
 G トーンの類似性
 H トーンの対比性

 それぞれの色を受ける印象で分けると、青がベースになっている色と、黄色がベースになっている色に分けることもできます。
 それぞれをブルーアンダートーン、イエローアンダートーンと呼びます。ブルーアンダートーンの中には青みを帯びた赤も含まれます。
 I ブルーアンダートーン
 J イエローアンダートーン



*色の効果
 K 視覚的効果・・・同じ面積でも赤は近く、青は遠くに見えます。
             だからフランスの国旗(トリコロールカラー)は青の面積が微妙に多くなっているのです。
 L 生理学的作用
 M 心理学的作用


●フラワーアレンジメントのトップへ